
「膝の変形があると言われたけれど、運動してもいいのだろうか」——理学療法士として整形外科でリハビリに携わっていた頃、膝の痛みのご相談はとても多いものでした。
結論:変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減り、立ち上がりや階段、歩き始めに痛みが出やすくなる状態です。多くの場合、膝を支える太ももやお尻の筋肉を無理のない範囲で保つ運動が、保存的な対応のひとつとして勧められます。ただし、急な腫れ・熱感や、安静にしても強い痛みがあるときは、運動より先に受診してください。
- 動き始めの痛み、階段の昇り降りでの痛みが目安になりやすい
- 膝の周りの筋肉を保つことが、負担を減らす考え方の中心
- 体重や靴、普段の歩き方も膝への負担に関わる
- 急な腫れ・熱感・強い安静時痛は、受診が先

変形性膝関節症とは?なぜ膝が痛くなる?
膝の関節の軟骨が少しずつすり減り、関節の中に炎症が起きたり、骨の形が変わったりして痛みが出る状態です。加齢のほか、過去のケガ、体重、筋力の低下、脚の形などが関わるとされ、中高年以降の女性に多く見られます。
典型的には、座った状態から立ち上がるとき、歩き始めの数歩、階段の昇り降りで痛みます。休むと和らぎ、動かし続けると楽になる方も少なくありません。ただし、レントゲンで変形があっても痛みの強さには個人差があり、画像だけで痛みの程度は決まりません。足の形が気になる方は扁平足が気になる方へ、左右の偏りは身体の左右差・重心の偏りが気になる方へも参考にしてください。
どんな症状ならすぐ受診したほうがいい?
膝が急に腫れて熱を持つ、赤くなる、安静にしていても強く痛む、膝が伸びなくなる、といった場合は、早めに整形外科を受診してください。
- 膝が急に腫れた、熱を持った、赤くなった
- 夜間や安静時にも強い痛みが続く
- 膝が引っかかって伸び切らない、急に動かなくなった
- 発熱を伴う、または転倒やケガのあとから痛みが続く
これらに当てはまる場合は、運動より受診が先です。TRESOは医療機関ではなく、診断や治療は行いません。

膝が痛くても運動していい?どう考える?
医師から運動を止められていなければ、無理のない範囲で身体を動かすことは、多くの場合に勧められます。診療ガイドラインでも、運動療法は保存的な対応の中心的な選択肢のひとつとされています(出典:下記ガイドライン)。ただし、どの運動が合うかは、痛みの強さや状態によって異なります。
運動を考えるときの目安
- 痛みを我慢して続けない:痛みが強まる動きを繰り返すと、膝の炎症が悪化することがあるため
- 太ももの前と、お尻の筋肉を少しずつ使う:膝にかかる負担を支える働きを保つため
- 膝がつま先と同じ向きで曲がるよう意識する:膝が内側に入ると、関節の一部に負担が偏りやすいため
- 衝撃の大きい動きは様子を見る:ジャンプや急な方向転換は、痛みの強い時期は負担になりやすいため
- 体重の管理も視野に入れる:体重は歩行時の膝への負担に関わるとされるため(更年期太りを運動で改善する方法も参考に)
どれも「必ずこうすべき」という内容ではなく、状態によって合う・合わないがあります。診断を受けている方は、運動を始める前に主治医へ確認してください。リハビリ後の続け方はリハビリ後に続けて通えるジムの選び方でも紹介しています。※効果には個人差があります。
パーソナルジムTRESOではどう進める?
まず身体の状態やこれまでの経過をお聞きし、痛みが出る動きを確認してから、無理のない内容で進めます。
TRESOは、トレーナー1名に最大3名の少人数制セミパーソナルです。岡田榮二(理学療法士。整形外科・スポーツ分野を中心に、小児以外ほぼ全科のリハビリに8年従事)をはじめ、医療国家資格や専門資格を持つトレーナーが、いきなり追い込まず、まず身体を整える→正しい動かし方を身につける→目的に合わせて負荷を上げる、という順番で進めます。
向いている人:医師に運動の範囲を確認したうえで、膝の状態を見ながら少人数で運動を続けたい方。
向いていない人:急な腫れ・熱感がある方、強い痛みで安静が必要な方、完全マンツーマンだけを希望する方。
| 所在地 | 岐阜県岐阜市高岩町6番地 2階(名鉄岐阜駅から徒歩約20分/JR岐阜駅から車で約6分) |
|---|---|
| 駐車場 | ビル1階に2台。満車時は近隣の提携コインパーキングを利用可 |
| 営業時間 | 月・水〜金 9:00〜22:00/土・日・祝 10:00〜19:00(火曜定休) |
| 月額(税込) | ライト11,000円(月2回)/スタンダード16,000円(月4回)/プレミアム30,000円(月8回)。入会金20,000円(税込) |
初回体験は総所要50分(カウンセリング・身体チェック・体験トレーニング・フィードバック込み)で、通常4,000円(税込)、入会金は20,000円(税込)です。 ※体験当日にご入会の場合、体験料・入会金が無料(各コース毎月3名まで。当日ご入会でない場合は体験料4,000円、後日のご入会は特典の対象外です)。
膝の痛みが気になる方へ|岐阜市パーソナルジムTRESOで身体の悩みを相談する(LINE)
よくある質問
Q1. 変形性膝関節症でも、ジムで運動してもいいですか?
A. 医師から運動を止められていなければ、無理のない範囲で行える場合があります。状態によって合う運動が異なるため、先に主治医へ確認し、ジムには診断名や痛む動きを伝えてください。
Q2. 膝が痛いときは、歩かないほうがいいですか?
A. 全く歩かないのは勧められないことが多く、痛みが強まらない範囲で距離や時間を調整する方法があります。腫れや熱感があるときは無理をせず、受診して相談してください。
Q3. 変形性膝関節症は運動で治りますか?
A. 運動ですり減った軟骨そのものが元に戻るとは言えません。運動は、痛みの付き合い方や動きやすさを保つ手段のひとつです。※効果には個人差があります。症状の見通しは、主治医にご確認ください。
参考文献
- 日本整形外科学会 監修「変形性膝関節症診療ガイドライン2023」南江堂, 2023.
監修者プロフィール
岡田 榮二(EIGI OKADA)/パーソナルジムTRESO岐阜店代表/理学療法士(国家資格)
- 保有資格:理学療法士(国家資格)
- 経歴:中部学院大学 卒業(2018年)。理学療法士として整形外科・スポーツ分野を中心に、小児以外のほぼ全科でリハビリテーションに8年間従事。
- 専門領域:身体の使い方・関節や筋肉の状態の評価と、無理のない運動の進め方
- 本人メッセージ:「対応する方は全員、自分の家族だと思って向き合う。相手の些細な反応も見逃さないことを大切にしています」
※効果には個人差があります。TRESOは医療機関ではなく、診断・治療は行いません。気になる症状がある場合は、医療機関の受診を優先してください。