
「脊柱管狭窄症と言われたけれど、歩くと脚がつらい。運動してもいいのだろうか」——理学療法士として整形外科でリハビリに携わっていた頃、こうしたご相談をよく伺いました。
結論:腰部脊柱管狭窄症では、歩き続けると脚がしびれて痛みが出て、休むと楽になる「間欠跛行(かんけつはこう)」がよく見られます。運動を全くしてはいけないわけではなく、多くの場合は医師の確認のうえで無理のない範囲の運動が選択肢になります。ただし、足に力が入らない・排尿や排便に異常があるときは、すぐに医療機関を受診してください。
- 歩くとつらくなり、座ると楽になるのが特徴的なパターン
- 前かがみで楽になる方が多く、反らす動きで悪化しやすい傾向がある
- 運動を始める前に、主治医へ可能な範囲を確認する
- 足の脱力・排尿排便の異常は、すぐ受診が必要な症状

脊柱管狭窄症とは?なぜ歩くと脚がつらくなる?
背骨の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫されて、腰や脚に痛み・しびれが出る状態です。加齢による変化が関わることが多く、中高年以降に見られます。
歩いて背筋が伸びると、神経の通り道がさらに狭くなりやすいと考えられています。そのため歩き続けると症状が強まり、前かがみで座って休むと和らぐ、という経過をたどる方が少なくありません。この症状が間欠跛行です。同じ脚の痛みでも、ほかの原因の場合もあるため、自己判断せず診断を受けることが大切です。ヘルニアとの違いは腰椎椎間板ヘルニアの過ごし方と運動の考え方、脚にしびれが出る別の例は坐骨神経痛が気になる方へで紹介しています。
どんな症状ならすぐ受診したほうがいい?
足に力が入らない、排尿や排便がしづらい・漏れる、会陰部(股の周り)にしびれがある、といった症状は、早めに医療機関を受診してください。
- 足に力が入らず、つまずきやすくなってきた
- 排尿・排便の感覚や調子に異常がある
- 安静にしていても強い痛みやしびれが続く
- 発熱や、原因の分からない急な体重減少を伴う
これらに当てはまる場合は、運動より受診が先です。TRESOは医療機関ではなく、診断や治療は行いません。

脊柱管狭窄症があっても運動していい?どう考える?
医師から運動を止められていなければ、無理のない範囲で身体を動かすことが勧められる場面は多くあります。ガイドラインでも、保存的な対応として運動や生活指導が選択肢に挙げられています(出典:下記ガイドライン)。ただし、どの運動がよいかは状態によって異なります。
運動を考えるときの目安
- 痛みが強くなる動きは避ける:腰を強く反らす動きや、長く歩き続ける運動は、症状を強めることがあるため
- 楽な姿勢を知っておく:前かがみで休める姿勢を覚えておくと、外出時に困りにくいため
- 短く区切って歩く:つらくなる前に休みを入れると、活動量を保ちやすいため
- 体幹とお尻の筋肉を少しずつ使う:腰まわりを支える働きを、痛みの出ない範囲で保つため
どれも「必ずこうすべき」という内容ではなく、状態によって合う・合わないがあります。診断を受けている方は、運動を始める前に主治医へ確認してください。※効果には個人差があります。
パーソナルジムTRESOではどう進める?
まず身体の状態やこれまでの経過をお聞きし、痛みが出る動きを確認してから、無理のない内容で進めます。
TRESOは、トレーナー1名に最大3名の少人数制セミパーソナルです。岡田榮二(理学療法士。整形外科・スポーツ分野を中心に、小児以外ほぼ全科のリハビリに8年従事)をはじめ、医療国家資格や専門資格を持つトレーナーが、いきなり追い込まず、まず身体を整える→正しい動かし方を身につける→目的に合わせて負荷を上げる、という順番で進めます。
向いている人:医師に運動の範囲を確認したうえで、状態を見ながら少人数で運動を続けたい方。
向いていない人:足の脱力や排尿排便の異常がある方、強い痛みで安静が必要な方、完全マンツーマンだけを希望する方。
| 所在地 | 岐阜県岐阜市高岩町6番地 2階(名鉄岐阜駅から徒歩約20分/JR岐阜駅から車で約6分) |
|---|---|
| 駐車場 | ビル1階に2台。満車時は近隣の提携コインパーキングを利用可 |
| 営業時間 | 月・水〜金 9:00〜22:00/土・日・祝 10:00〜19:00(火曜定休) |
| 月額(税込) | ライト11,000円(月2回)/スタンダード16,000円(月4回)/プレミアム30,000円(月8回)。入会金20,000円(税込) |
初回体験は総所要50分(カウンセリング・身体チェック・体験トレーニング・フィードバック込み)で、通常4,000円(税込)、入会金は20,000円(税込)です。 ※体験当日にご入会の場合、体験料・入会金が無料(各コース毎月3名まで。当日ご入会でない場合は体験料4,000円、後日のご入会は特典の対象外です)。
歩くとつらい腰・脚が気になる方へ|岐阜市パーソナルジムTRESOで身体の悩みを相談する(LINE)
よくある質問
Q1. 脊柱管狭窄症でも、ジムで運動してもいいですか?
A. 医師から運動を止められていなければ、無理のない範囲で行える場合があります。ただし状態によって合う運動が異なるため、先に主治医へ確認し、ジムには診断名や症状を伝えてください。
Q2. 脊柱管狭窄症で歩くと痛いのは、歩かないほうがいいですか?
A. 全く歩かないのは勧められないことが多く、つらくなる前に休みを入れながら短く区切って歩く方法があります。症状が強まるときは無理をせず、受診して相談してください。
Q3. 脊柱管狭窄症は運動で治りますか?
A. 運動で狭くなった脊柱管そのものが元に戻るとは言えません。運動は、動きやすさや活動量を保つ手段のひとつです。※効果には個人差があります。症状の見通しは、主治医にご確認ください。
参考文献
- 日本整形外科学会・日本脊椎脊髄病学会 監修「腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン2021 改訂第2版」南江堂, 2021.
監修者プロフィール
岡田 榮二(EIGI OKADA)/パーソナルジムTRESO岐阜店代表/理学療法士(国家資格)
- 保有資格:理学療法士(国家資格)
- 経歴:中部学院大学 卒業(2018年)。理学療法士として整形外科・スポーツ分野を中心に、小児以外のほぼ全科でリハビリテーションに8年間従事。
- 専門領域:身体の使い方・関節や筋肉の状態の評価と、無理のない運動の進め方
- 本人メッセージ:「対応する方は全員、自分の家族だと思って向き合う。相手の些細な反応も見逃さないことを大切にしています」
※効果には個人差があります。TRESOは医療機関ではなく、診断・治療は行いません。気になる症状がある場合は、医療機関の受診を優先してください。